絶対音感は身につけられる!

当お教室では、

ピアノプラスアルファの能力を身につけられるお教室として

絶対音感トレーニングを取り入れています。

本日は、その詳細をお話しさせていただきます。

取り組むことでのメリットが多いため、

当お教室の生徒さんは皆さん取り組まれておりますが、もちろん任意☝️

ご家族の協力も必須になるためです。

その旨、体験レッスンの際にも詳細をお話しさせていただいております。

必要性を感じない、または、サポートが難しいご家庭では無理にお勧め致しません。

その分、相対音感を育むトレーニングをさせていただきますのでご安心ください😊

絶対音感ってな〜に?

ピアノ鍵盤88鍵が全て言い当てられる能力のことです。

ワシントンポストでも取り上げられ、実証された【江口式絶対音感トレーニング】を取り入れています。

14本の旗の色を聴き分けられたらIQが10〜20上がると脳科学で証明された、信頼と実績あるトレーニング法です。

生まれながらに絶対音感を持って生まれてくる割合は僅か0.2%と言われています。

とても稀な能力なのです。

その能力がトレーニングによって後天的に身に付けられる事が実証されたのです。

今や世界的ピアニストとなった反田恭平さんも、このトレーニングを学ばれた生徒さんの一人でいらっしゃいます。

その背景を受けて、近年のピアノ教室では積極的に取り入れていらっしゃるお教室が増えつつある事を実感しています。

こんな方におすすめ

✴︎将来的に音楽のある豊かな人生を送りたい

✴︎好きな曲を聴いただけで弾けるようになりたい

✴︎一度に聴き分ける耳が必要なオーケストラも簡単に耳コピしたい

✴︎少しでもIQを上げることで勉学などにも有利に生かしたい

様々な思想はありますがIQは低いよりは高い方が何より生きやすいのかなと感じます。

また、絶対音感のみを学び続けた子よりも、同時にドレミファソラシドのスケールや音程を学んでいる子の方が絶対音感が身につきやすいというデータがあります。

これを受け私自身、音楽教室として取り入れない手はないなと率直に感じたことがきっかけで、江口氏の教本での独学と、本格的に脳育メソッドとを併せて学びました。

まだ函館で取り入れているお教室が少ないため、これから未来に輝く子供達のために何かできることはないかと思い、ただピアノが弾けるようになるだけではないプラスαの空間をお届けしようと思いました。

その他、IQに偏らない、EQ【心の知能指数】とHQ【人間的能力】を高める脳育リトミックを取り入れたメソッドを通して【生きるチカラ】を育むピアノレッスンを展開しています。

どんなことをするの?

大まかな流れをお伝えします。

いちばん初めにお渡しするのは、みんな誰もが赤い旗です。

♪ジャーン!「あか🚩」

♪ジャーン!「あか🚩」

と10回程赤の和音だけを聴きます。

赤の和音を3週間聴いたのち、次の黄色の旗をお渡しします。

黄色も沢山聴いたなら…いよいよどっちの旗かな?と当てっこの始まりです。

正確に聴き分けられたら次は青い旗…とそれを14色まで続けます。

もちろんその過程は千差万別。山あり谷ありです。

その後はテストを挟みながら、次の段階として和音からついに単音化していきます。

単音が言い当てられるようになってきたら、2音、3音…と増やしていき、複数音を同時に聴き分けるようトレーニングを重ねます。

不思議なことに、鍵盤の真ん中の和音しか使わないのに、88鍵全ての音がわかるようになるのです。

それはイメージで捉えると、最初に聴く和音の響きは【人の顔】を覚えるようなものだといいます。

和音を単音化することは【人の目】を覚えるようなものなのだそうです。

音はドレミファソラシドの7つしかありません。

ですから、ドが高いドでも、どんなに低いドでも、その人が立ったり座ったりしている変化にしか感じないものなのだそうです。

わたし
わたし

マスクしていても誰なのかは分かりますよね

…残念ながら相対音感しかない私には、神業のように思えますが…

絶対音感を持つ子供たちにとっては全く難しいものではないようです。

何歳までトレーニングできるの?

このトレーニングは何歳でもできるものではありません。

だからこその魅力を感じたのです。

なんと人間の耳は8歳で完全に発達が完了すると言われています👂!!!

そして、トレーニング期間は約1年半(かなり個人差あります。中学生まで続けたのち身についた例もあるそうです)

ですから遅くとも6歳半〜7歳までに始めなければなりません。

まさに期間限定のトレーニング☝️✨

絶対音感が身についた後も9歳頃までは継続し、定着させていきます。

適齢期はいつ?

適齢期は、なんと2歳!!!

和音の響きで覚えていく耳を作らなくてはいけないため、

まだ高低差もわからない純粋な耳に適しているということなのです。

一説によると…

赤ちゃんの時には誰もが持っている能力だといいます!

でもだんだん忘れていくのだそうです。さすが人間、悲しき生き物

ですから当お教室では0歳2ヵ月から通える脳育音楽コースというものがあります。

赤ちゃんが食べても安全な紙ストローで作った私お手製の旗を使っています🚩

割り箸の方が強度はあるのですが…安全第一を考慮しての紙ストローなのです☺️

ベビーちゃんはまだ旗を上げられないため、ご家族の方が一緒に上げたり触ったりしながらお耳で和音を聴くという刺激を与えていきます。

脳は3歳までに80%が完成すると言われていますね。

うちの子にはまだ早い??

なんて思われる保護者の方が多いように感じます。

とんでもない!適齢期は2歳なのです☝️

6歳半までであればチャレンジOK✨

私も可能性を信じ、気長に見守りながら一人一人の成長と向き合っています😌

こういう場合は身に付かない!

残念ですが…

相対音感がついてしまった子はもう身に付きません

わたし
わたし

大人の私は手遅れということね…

高さで比べることを耳が覚えてしまった状態ですから、

いくら和音の響きで聴かせようとトレーニングを積んでも、耳が覚えてくれないのです…💧

『高さで比べた方が楽だから』という人間の賢さ故、相対的にしか聴こうとしない耳になります。

これは決して悪いことではなく、相対音感も大変優秀な能力ですからそのまま育てていけば良いのだと思っています。

どちらが良い悪いの世界ではありませんから😊

ただどうしても楽なものに惹かれてしまうのが人間というもの。

敢えて集中力を使ったり耳をダンボにして苦労しなくても高さで比べる方が楽なのですね。

それだけ、

絶対音感を身に付けるには耳を厳しい状態にさせておくことが欠かせないということです

絶対音感トレーニングを始める前にドレミファソラシドの高さで歌ったり、移調して聴かせたりはしないことが望ましいでしょう。

もしも相対音感として身に付いた場合は、ありがたい能力として今後に生かすと良いと私は思います。

ですが、絶対音感を付けたいと思われているならば可能性を信じてとことん向き合っていきますのでご相談ください😊

ただし、ひとつだけお伝えしたいこと。

口を大にして言いますと相対音感は老人になっても誰でも身につくのです…

この事実がある限り、やはり希少価値が高まるのは絶対音感だと思いませんか?

メリットしかない!

上記でもお話ししました通り、何よりIQが上がります

また、【聴く耳】【集中力】がかなり育ちます。

しっかりと椅子に座って私と向き合い、耳を高める時間を取るわけですから、

【お話もしっかり聴ける子に】【指示が聞ける子に】なっていきます。

トレーニング中は4つの刺激を受けている!

①和音を耳で聴く

②旗の色を視覚的に見る

③「あか!」と色を言う

④旗をあげる

この4つの情報が同時に脳へ刺激として伝わる訳です。

たくさんの【刺激】こそ脳のシナプスを増やす最も重要な栄養素。

この作業を14色まで増やしていくのですから、IQが高まることも納得ですよね。

デメリットとは?

手間暇かかるということです。

IQが上がるのですから、簡単に身に付くわけはありません。

また、週1回のお教室に任せっきり…も身につくわけはありません。

江口氏は1日5回聴くことを推奨しています。

お家での継続が何より大切ということです。

そうはいっても現代の共働き世代にはお辛いこととお察しします…

わたし
わたし

1日1回で良いので聞かせてあげてくださいね

と保護者の方にはお話ししています。

良い土壌で良い光とお水を注いで育てる植物と同じ。

日々我が子を気にかける愛があれば自然と成長することでしょう✨

【お願い】大人が気をつけるべき禁止事項

トレーニングを続けるにあたり、気をつけて頂きたいことがあります。

もうお分かりだと思いますが…

高さで比べるような言動をしないということです。

相対音感が付いてしまいます。

自宅での練習の際、幾ら焦ったいと思ってもくれぐれもそのような声掛けをしないようお気をつけください。

考えさせることもNGです。

下記にまとめます。

⚠️してはいけない禁止事項⚠️

①他の音と比べない

相対的聴き方になってしまいます

②先に単音の音当てはしない

その方法では身に付きません

③基準音を作らない

これが大切!そこから比べてしまうからです

④コード和音で覚えない

返って妨害になります

自宅での声掛けは特にお気を付けください。

自宅での練習方法をお教えします

ただ音源を聴かせるだけなのです。

旗を上げさせたり、聴き分けさせなくて大丈夫です◎

それはレッスンで治療をする私の役割ですので

ご家庭では1日に1回これは赤だよ」「これは黄色だよ〜」と音源を聴かせるだけで充分です!

もちろんのこと、1日に聴かせる回数は多ければ多いほど近道ですよ😊

音源は生が一番ですのでご家庭に楽器があれば聴かせてあげてください✨

ただし、毎回同じ弾き方でお願いしています。癖のある弾き方ですと定着しにくいためです。

難しい方は、自己申告制で私が録音した音源をお送りさせていただいています😌

トレーニングで得られるものとは

レッスンでは、まず全ての旗を一緒に10回ほど聴きます🚩

その後、30問程出題し、聴き分けしていきます。

この時私は、ただ適当に弾いている訳ではなく、意図を持って次の和音を出題しています。

常に相対的に聴いていないか??を疑いながらの出題です☝️

ここで…

わたし
わたし

当てられずに混乱していればすぐさま治療に切り替えます。

同じ和音の旗同士だけで出題したり、ひとつの旗だけたくさん聴いたり…と、

その時の耳の状況を瞬時に判断しての治療ですから、一人一人実に様々です。

限られたレッスン時間の中で、絶対音感トレーニング、脳育リトミック、ピアノレッスンまで行うのですからこちらも常に時間との戦い。真剣勝負です。

その中で、一番効果的な治療を適切に行い、また絶対的聴き方に耳を戻してあげなければならないという責任感をも感じます。

決してダラダラ適当に旗を上げさせる訳ではありません。

子ども達は、時には私と雑談を交えながらも、耳だけは真剣に聴いています。

次々と休む間もなく30回ほど当てっこしていく訳ですから、脳がとても疲れるようです。

私からの容赦ない出題に、トレーニング中「疲れた〜…」という生徒さんもいます。

そんな時は、内心『よしよし、その調子♪』とニヤニヤ…♡

そうなのです。

それほど、刺激を脳が感じている、働いているワケなのです♪

この作業にきっと結果がついてくるはずだと信じています。

100人いたら100通りの道がある

トレーニングをしながらそう感じています。

きっと意味のないことは何ひとつない。

目に見えないゴールを探るように、ジグザグ道を一歩一歩進むような気の遠くなる作業なのです。

それを乗り越えた先には…

絶対音感という能力だけではない、

先生との絆や信頼そして何より日々支えてくれた家族との愛が深まるはずです。

支える周りの大人も大変ですが、もちろん子ども自身も大変な努力の末に得られる永続的な能力である絶対音感

辿り着いた先に見える世界とはなんと清々しいものでしょう…

自信達成感に満ち溢れ、自己肯定感は高まり最後までやり抜く力が身についているはずです。

困難に立ち向かう心の強さ、優れた能力を得られたことで人間的に一回りも二回りも大きくなります。

さらに楽器演奏ではメリットだらけ。勉学にも生きていくでしょう。

私は絶対音感を身につける上で、ただそれだけの能力を得るためのものだなんて感じてはおりません。

今の我が子には想像もつかないような、前向きに生きるチカラが備わった人間へと進化していることでしょう

それこそが生涯の宝になるのではと信じています。

トレーニング後は相対音感をつけていきます!

絶対音感が身についた後は、今度は相対音感を育んでいきます。

様々な調でも弾けるチカラ、歌えるチカラをつけていきます。

相対音感は何歳になっても伸ばしていける能力ですので、レッスンの中でソルフェージュや楽典に生かされることでしょう。

中学生のテストにも困らないよう筆記のチカラも必要だと考えています。

総合的な音楽のチカラを育み、社会貢献できるような子に育ってほしいなと思います。

絶対音感の勘違い

よく、『何でも音がわかったら耳がうるさいのでは?』と、誤解をされる方も一定数いらっしゃいます。

絶対音感能力を持つ子のお話では、耳にスイッチのようなものがあるのだそうです。

音名として聴こうとすれば聴けるが、聴かなければ普通の音、という感覚だそうです。

通常に相対音感しかない私達にはわからない自在なスイッチなるものがあるのでしょう。

わたし
わたし

カッコええ〜…!!

ですから、音名に聴こえてうるさいとかそんな風に感じることはないそうです。

使いたい時に入れられるスイッチ。

私も是非欲しかった…(心の声がだだ漏れる〜)

音楽家としては本当に羨ましい限りの能力です。

まとめ

それぞれの道を辿るトレーニングですが、目指す最終ゴールはただひとつ。

大人のあたたかな愛で、焦らずゆっくりと成長を見守ること、そして正しいトレーニング法で実践することで、必ず身につく能力です。

私は子ども達の輝かしい未来を信じながら、決して諦めず、ひとりひとりに向き合い続けています。

子ども達の可能性を信じてみませんか?

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