全4期に渡り開催された2023年度グレンツェン動画予選コンクールでしたが
年中5歳のSちゃんが見事【銀賞】を受賞されました!!
誠におめでとうございます♡
さらに…
2024年6月、東京浜離宮ホールで行われます全国大会への切符を手に致しました♡
東京行きを熱望していたSちゃん。
本当に良かったね…😭✨
名前を確認するまでドキドキでしたが…
Sちゃんなら大丈夫と信じていましたよ♡
それだけSちゃんの努力をしっているから☺️
動画審査があったのは12月23日。
家族の皆様にとってはもちろん、私にとっても最高のクリスマスプレゼントになりました🎄🎁
Sちゃんの前向きな努力の賜物です。本当にありがとう…✨
可能性を超えるホールレッスン
正直、もうこれ以上は限界なのかな…なんて少しでも思った自分が恥ずかしいくらい。
子ども達の可能性は無限大であることを深く実感させられるほど、ホールレッスンからピアノへの意識が激変したコンクール参加者の2人。
無理かなと諦めかけていたテクニックをどんどん吸収してくれる楽しさ。
『どこまで引き出せる!?』
私自身、指導という立場も忘れて、個々の可能性にわくわくが止まりませんでした。
「もう今日は充分頑張ったんじゃない?終わりにしようか?」
私の中ではまだまだ納得できる仕上がりではないけれど…4歳の子を数時間拘束する訳にはいかず、夜も遅い。
集中力が薄れて指先に意識が届いていない事くらいすぐにわかるのですから。
そう声を掛けると‥無言でじっと私を見つめるのです。
すると2人共に『まだ弾きたい‼️』『まだがんばる‼️』との答えが返ってくるのでした。
もちろん一人ずつホールレッスンしたため、どちらが真似をした訳でもありません。
一人一人、演奏に対する情熱をぶつけてくれた瞬間であったと私は感じています。
やはり受賞できる子は努力を楽しめる子なのだと感じます。
では、何時間も拘束し厳しいレッスンなのか? いえ、それとは全くの別空間✨
親御さん含めて皆んなで和やかに、時々雑談し、走っておいで〜と気分転換したり。
楽しい雰囲気の中、あっという間の数時間という感覚。
音楽や表現に関しては厳しい私。
耳が黙っていられないから。笑
でも、人間というものは萎縮すると筋肉が固まり良いパフォーマンスが生まれません。
物理的な問題で人間の運動神経と密接に関わっているからです。
前向きなプラスの感性を引き出したい私は…
むしろ、ホールという非日常を楽しみ、いかに自己表現が豊かに出来るかを基軸に過ごしました。
ホールレッスンのメリット
訳もわからないけれどやってみたい!
その底知れぬ自信やチャレンジ精神はまさにその人の持つ才能だと思っています✨
そこを引き出せるひとつのきっかけが舞台として私が提供できる場所であると感じているのです。
舞台を経験した子はこちらの想像を超えて何倍も成長していきます。
そして、
それを確かにあたたかく支え続ける親御さんの姿が素晴らしいなと思います。
ホールレッスンの休憩中、
「こんなに〇〇って弾けていたのですね…家では練習してても弾けていないし、全然ダメだと思っていたけれど…こんなに頑張れる子だったんだなって。こんな姿見た事なかったから感動しちゃって…」
とお母様。
そうなんです。
いつもレッスン室ではみんな自分と戦っているのです✨
まだ導入初期で思うように動かない自分の指にもどかしさを感じる、誰もが通る道。
そこを、プラスの感性を引き出しながら自己肯定感を高めてあげる大人の存在が必要なのです。
楽しさばかり重視していてはテクニックが身に付かず、思うように弾けないからピアノが嫌に感じてしまう。
指導者としては、いかに早く弾けるようにさせてあげられるか?が勝負。
その分、やはり展開のあるレッスンに、フル回転の脳は疲れているはずです。
だからこそ、その後は家族の出番。
『よく向き合ってきたね』『レッスン最後まで頑張ってえらいね』とたくさん褒めてあげてほしいのです。
ご家族が認めてあげると【理解してくれた】と、子ども達はまた次に頑張る意欲を見つけられます。
心のオアシスを作ってあげてほしいなと思います🌱
お母様の言葉を聞いて、ホールレッスンという機会を作って良かったと感じたものです。
ホールを使って公開レッスンにする事で、普段近すぎる我が子の頑張りを客観的に見る事ができ、新たな発見や気づきが生まれる。
それが何より大きなメリットかなと感じています☺️
また、大人から応援され、守られている実感と、背中を押されることで、子ども達はより能力が開花する🌸
本当に、たった一回のホールレッスンでガラッと別人の演奏に変わるから不思議です。
その場の相乗効果が生まれることでより良い結果に結びつくのだと感じています。
みんなでいただいた受賞です✨
My足台は必要?
結論としては必要であると思います。
地方のホールでは会館のものを借りるのが基本ですが…
全国大会でのホール演奏の際には、保護者様が舞台袖へ付き添い、足台や椅子のセットを担当する姿が8〜9割で見受けられます。
ホールでのスタッフさんはおりますが、受付やアナウンスなどの舞台運営で忙しいのです。
『自分のことは自分でやる』が基本☝️✨
ホールやお教室のものを借りるでもなく、できれば各ご家庭に一台あるのが基本かなと思います。
どんなに開催ホールが遠くても、自分で使うものは持参する。
そして、我が子の高さにセットしておいたものをスッと出すだけにしておくというのも舞台のマナー。
入れ替えで次々と進めなければならないコンクールへの配慮という点でも必要な意識かなと思います。
本来は幼児さんでも、椅子のセットは自分の高さに合わせてから演奏するのが理想的✨
実際に、ある程度の身長がある子や、小学生以上は一人で舞台へ立ち、自分で椅子の高さを調整してから演奏していました。
ピアノには調律師さんが予め弦のピッチを合わせてくださっているため、演奏者は触れる事なく演奏できます。
ですが、同じ弦楽器のバイオリンやチェロなどは、みなさん演奏前にご自身でピッチを合わせるのは当たり前のこと。
お父さんやお母さん、または先生が合わせている姿は見たことがありません。
自分がお世話になるピアノの椅子にも配慮できる気持ちの余裕は欲しいところですね😊
YouTubeにアップしました♪
全国大会へ向けて、また新たな課題曲で一からの挑戦のSちゃん。
頑張る子には私もとことんお付き合いします💪✨
ひとつひとつ可能性を広げて前を向いて進んでいこう🌸
スタッカートも出来なかったSちゃんが、努力の末、見事にレベルを上げた貴重な音源を共有させていただきました。
どうぞ、5歳さんの初挑戦を一緒に見守って頂けますと嬉しいです😊
Click👇✨
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