2025春のグループレッスンを開催しました♪

2025年4月26日(土)

お教室イベント【春のリトミック&ソルフェージュグループレッスン】を開催致しました♪

前回開催後より子供達からも「ね〜まだやらないの?」と急かされておりました。笑

嬉しい限りです✨

全ての活動にはねらいがあります。

今後のレッスンや学校にも生きる大切な活動内容をギュッと詰め込みました。

日々のレッスンに対するモチベーションも変わっていきます♪

各家庭のご事情で参加できなかった生徒さんも数名おり大変残念でしたが、また次回のご参加を心よりお待ちしております。

久しぶりの再会を喜び合う姿。

はじめましてにも関わらず声を掛け合う姿…

それぞれのグループの反応がとっても微笑ましく、嬉しい瞬間でありました☺️✨

はじめの自己紹介にドキドキ照れる姿も。

とにかくみんなかわいかったなぁ〜♥️

にしても、ちゃんとお名前と学校を言えていた小学生達。

君たち偉すぎる!

レッスンとはまた別の顔が見え、個々の立派な姿にスタートから胸が熱くなった私でした。

今回も、目が届く少人数のグループに分けて活動しました。

❶年中・年長組 ❷小学1年組 ❸小学2〜4年組 と3グループの様子を記録していきたいと思います。

ルールは2つ

ルール

✴︎なかよく活動を楽しむこと

✴︎仲間を応援し助け合うこと

即時反応にはじまり、活動中は仲間を見守り応援することを声掛けしています✨

また、ソルフェージュなどの筆記においては個人差が顕著に現れるものなのですが、できた子はわからない子に教える姿も見受けられ、みんな本当に素晴らしいなと見守っておりました😭

音楽が大好きな者同士だからこそ、お互いを刺激し、切磋琢磨し合える仲間に出逢えることはどれ程有り難いことでしょう。

仲間のチカラって本当にすごいです✨

他の子の凄さを知って憧れたり。

できないと嘆いている子を見て助けようと力が沸いたり。

お友達と比べる事は悪いことではないと思っています。

自分を改めて考えるきっかけを与えてくれたり、人間力を高めてくれる貴重な存在です。

自分さえ良ければいいのだという独りよがりではなく、周りに心を配れる意識を高められるようなグループ活動にしていきたいと思っています。

即時反応

音に合わせて反応するリトミック活動です。

『♪さんぽ』の曲に合わせ、GO&STOPにはじまり、ジャンプ、しゃがむ、横歩き、ダッシュ、2分音符や3拍子を感じられる効果音を織り交ぜて動いていきます。

反射神経、瞬発力、集中力、聴く力、判断力など得られる効果は様々です。

私が重要視するところ。それは…

膝を使えているかどうか?

最近の子供達は膝を使えない子が多いと言われています。

膝を使うと全身で拍感を感じられます。

特に音価の長いもの程、膝を深く落とすと【待つ】ことができるのですね。

もうひとつのこだわりは、ここ。伴奏がはじまり一歩目を踏み出す瞬間。「さんはい!」からの1拍目への動き方。ここは非常に大切な場面です。

学校の合唱コンクールで指揮者が棒を縦に振る瞬間。出だしがワンテンポずれている子を目の当たりにしたことはありませんか?

伴奏のテンポから拍感を感じられるかどうか、ですね。

焦ってフライングしたり、出遅れたりしない体の軸にある拍感。ここを鍛えることができます。

今回、膝の使い方が特に上手だったのは❶の年中・年長組さんでした✨

是非Instagramの動画にてご覧ください♪

Instagram

最後までグループの反応がピッタリだった❷の小学1年組さん👏✨

どのグループもしっかり活動できて立派でした☺️

リズムカルタ

次は、20種類のリズムパターンを揃え、リズムの理解と習得を目的とした活動です。

椅子取りゲーム式に多く取れた人が勝ちというスタイル。

私自身は余り、勝ち負けの世界は好みません。

が、小学生の学年が上がる程、子ども達が大盛り上がり🤣✨

若者はゲームや勝負がやっぱり好きなのね〜と実感。笑

枚数が減るほど気合いの熱気が高まる雰囲気が、何とも愛おしすぎました。

余りにもみんなカードに近付き過ぎるので、ラスト3枚からは、遠くからダッシュスタイルに変更。笑

中でも❸の小学2〜4年組のヒートアップぶり、最高でした😆

本気のスライディングを是非Instagramの動画でもご覧ください♪

真剣な表情って素敵ですね✨

フープde音価体得

『♪ぶんぶんぶん』の曲に合わせて音価を感じられるようフープを配置しました。

サイズが違うフープで音価がわかるよう工夫しています。

今回、初めて休符マットを置いてみました♪

休符こそ音楽

無視されがちな休符を、いかに感じられるかどうかで音楽センスがわかるもの。

あえて、いえ、嫌でも休符マットにジャンプして拍感を感じるよう置きました☝️✨

「次はフープだよ〜」とセットしていると、「これやりたかったやつだ♪」「楽しみにしてたんだ〜♪」とにわかファンが増えつつあるフープ。

見本を見せた私は息切れしましたが、何度もチャレンジする子供達もいました。若さって素晴らしい。

大切なのは曲の拍感にタイミングを合わせて跳ぶということ。

次の拍でジャストに着地するためには、若干早めにジャンプしなければなりません。

そうした先読みのチカラは、生活の至る場面で必須ですね。

ピアノ演奏においても、実際の音が鳴る前に『セットしておく』という若干の時間差があります。

ただ押せば良いと思っている方が多いかもしれませんが、ジャストタイミングで音を出す前に音符を先読みし、その位置で指をスタンバイしてから押すという作業の連続なのですね。

常に耳の中では次の音を先に鳴らしてからリアルで押すということです。

もちろん習い始めの生徒さんは知りませんから、指導者がそれを何年も掛けて癖付けさせる必要があります。それを知らない子はレベルが上がると速い曲を仕上げられなくなりますので、非常に重要な基本のキ。導入指導が何より大切だと常々感じます。

【待つ】【合わせる】

あらゆる場面で生きてくる欠かせない要素を、音楽で学ぶ事ができるのです✨

大譜表を歩こう

大譜表マットで【魔法の言葉】を覚える活動です。

いつも眺める楽譜の上を歩けるなんて、夢のようなマット。

私の時代には音符だらけのバイエル教本のみ。こんな楽しいアイテムがあるなんて現代の子は羨ましい限りです。

これを取り入れたのはただひとつ。

わたし
わたし

とにかく譜読みが楽になって欲しいから‼️

ピアノ演奏者を永遠に悩ませるのは新曲の譜読み。

私達大人であってもピアニストであっても、譜読みは時間がかかるもの。

そこが面倒になって、受験期前にそろそろピアノやめようかな、なんて頭をよぎる事も頷けるのです。

その譜読みが早ければ早いほど、ピアノに向かう時間を短縮し、仕上げに近づく訳です。

もちろん個人差はありますので全ての生徒さんに有効ではないかもしれない。

けれど、譜読みのコツを知る子と知らない子では差があるはず。

これもやはり繰り返しの習慣付けが必要なので、レッスン序盤でも譜読みカードを使ってトレーニングをしています。

魔法の言葉を唱えながら歩いた後は、ドの音だけに巨大音符を置く活動へ♪

みんなでジャッジしながら進めるうち、タイムを測り出したらこれまた大好評✨

「やりたい!やりたい!」と何度もチャレンジする子が続出しました。

やっぱり小学生は、競争が好きな生き物なのね🤣

❸組は、何と最短4秒で置いたG君に拍手喝采となりました。

大人気と化したゲームでしたが、みんな肝心なドの音だけは忘れないでね〜✨

音楽用語カルタ大会

一番多く取れた子には景品をお渡ししている恒例イベント。

なかなかカルタ経験がない子も多い現代っ子には、ルールをしっかりと共有した上で参加してもらいます。

当初は手を重ね合いながら「私よ!」と張り合っていたのもかわいい記憶。

一番下の人に譲る事ができるようになったね😊

これも大切な経験です。

❶組の幼児さん達、遠巻きにカルタを眺めながらの謙虚な参加です。

用語を知らない子が殆どだったため、ボードに大きく描きながらの絵を当てるゲームとなりました🤣

事前に資料はお渡ししていますが、「覚えてきたよ」「見てこなかった」と様々。

それでもこうして記号や名前を見て聞いて、触れるということに意味があると思っています。

知ろうとする意識を育みたいのです。

実際の個人レッスンでは、「カルタでやったよね〜」と気付いてくれる子も増えました。

そんなちょっとした変化が嬉しいなぁと感じます✨

❷組の小学生になると、経験値も増え本気モード。

この姿勢が実に嬉しい…🥹

【手は膝の上】のルールを守りつつ、ちゃんと仲間同士でジャッジしながら熱い時間が流れます。

❸組は、遠くてもスライディングして取りに行く体を張った本気っぷり。

その凄まじさにコマ送りカメラが欲しい!と思ったほど😂

「これはどっち!?」と迫られ、判定する私も読みながら凝視しながらと、審査員の本気度を試される展開となりました。いや〜面白かった。

最後の枚数が少なくなる程、前のめりでカードが見えない!どうしよう?と悩んでいると、

生徒ちゃん
生徒ちゃん

膝じゃなくて頭にしたら?!

と。

一同「それいいね〜♪」と団結。

以降、【手は後頭部】となりました🤣

そこまで、本気で挑んでくれる君たち、素晴らしすぎるよ😭✨

素敵な姿を見せてくれてありがとう💐

ソルフェージュの時間

ソルフェージュはグループごとに内容を変えています。

❶組は音価表と音名表を作りました。

普段、ドレミファソラシドの色音符をスケールで貼っている幼児さん。

私お手製の表にシールを貼るなんてお手のものかと思いきや…

ん???なぜか貼れない…???

ひとつひとつのマスの中に音符を貼っていくという作業が一向に進みません。

口々に「どこに貼ればいいの?」「わからない」と言います。

普段と同じノートでは無いからかもしれません。全く検討違いの所に貼っていく一同。笑

特に幼児さんは、これくらいできるだろう、はグループになると通用しないことを実感しました。

見本を模倣するチカラ、自分で考えて試してみるチカラ、本当に大切ですね。

意外と時間がかかった音名表の完成です✨

次は、音価表の作成です♪

好きなマスキングテープを選んで、必要な長さをペタペタ貼っていきます。

これはさくさく楽しそうな一同。よかったよかった✨

それぞれ個性溢れる作品ができて素敵ですね。

できた子は、資料に挟んであるト音記号やヘ音記号、4分休符の書き方をなぞっていきます。

みんな丁寧でお上手👏✨

1人わいわい楽しそうなAちゃん。

「せんせーみてー!やきそばみたいになっちゃったー♡」

と、何度も自作の焼きそばを見せてくれました🤣

休符を描ける事がすごい事だよ👏✨

❷組はリズム聴音のみ、❸組はリズム聴音+音名聴音にチャレンジしました。

できた子はまだの子に教えてあげる姿がありました。

仲間を助ける思いやりの姿に、感動の私でした…

個人レッスンでは全くわからない姿がそこにあります。

どちらの顔も指導者の私にとっては必要な情報であり、個性です。

ここが何よりグループレッスンを行うメリットであると感じています。

自分で助けを求めるチカラ、自分で道切り拓くチカラが大切な生きるチカラだと思っています。

筆記はできるできないが如実に現れますが、そこに良いも悪いもありません。

みんなできないからこそ、学びに来ている仲間です。

まずは自分のチカラで考える癖をつけていきましょう。

自分に向き合っている人には必ず助けの手が舞い降りるものです。

わからなければ、また個人レッスンで対応していくことも可能です。

グループでは、興味を持って取り組む子がいてくれる限り進行を止める訳にはいきませんが、また次のグループレッスンまでに予習したり対策する事ができます。

様々な事が起こるのがグループですが、その都度親御様へ報告し、学校での様子を共有していただけるよう話し合ったりと、今後に繋ぐ対応をしています。

気になる事があれば事前にご相談いただければこちらも対策ができますので、ご一報くださいね。

❸組のNちゃん。

聴音の正解が嬉しい余り、カメラに向かって

みなさ〜ん♡みてください♡正解しましたよ〜♪」と報告してくれました。

可愛すぎたので記念に☺️✨

みんな真剣に向き合い、最後まで頑張る姿が素敵でした♥️

心ばかり

帰り際には私からの心ばかりをお渡ししています♪

お休みが多く残念でしたが、また次の機会をどうぞお見逃しなく✨

年間2回のみの貴重なイベント。

次回はクリスマス時期に開催予定です🎄

音楽を通して出逢えたご縁をいつまでも大切にしてほしいなと思っています😊

終わった後はひとり反省会を開きながら(笑、

『楽しかったなぁ〜…』と振り返っておりました✨

みんなありがとう💐

保護者様の声

開催を終えた保護者の方からのメールをご紹介します。

⭐️「貴重な機会をありがとうございました」

⭐️「同年代のお友達とのレッスンは学校とは違い色々成長した場面があったと感じました」

⭐️「毎回生き生きとした表情で帰ってきて楽しく受けられたのかなと思います」

⭐️「みんなに会えて嬉しかったみたいで帰ってからもテンション高めでした」

とのお声をいただき光栄です✨

お時間に合わせてお集まりいただき、送迎等のご協力をいただきましたことを重ねて御礼申し上げます。

無事に笑顔で終えられたのも皆様のおかげです。ありがとうございました🌹

また今後のレッスンへと還元していきます✨

引き続きどうぞ宜しくお願い致します☺️

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