コンクール弾き合い会&ホールレッスン開催♪

2026年9月25日(金)

北斗かなで〜るにて、秋のコンクール組による弾き合い会&ホールレッスンを開催しました♪

懸命な眼差しで精一杯力を出し切ってくれた6名の子供達。

著しい成長を目の当たりにし、その様子や私の思いを綴っています。

最後までご覧いただけますと嬉しいです。

一発勝負の度胸試し

まずは文句なしのくじ引きによる順番決めからスタート。

これが見事に難易度順に並んだから驚き🤣✨

凄すぎない!?

もちろん種も仕掛けもございません。これも子供達のチーム力👏✨

ある意味、運も持ってるな〜みんな💓

番号順に並んだら、すぐに弾き合い会がスタート✨

ラッキーナンバー1番を引いた生徒さんからお辞儀をして、順に演奏していただきました👏

6名それぞれが一発勝負の度胸試し。

環境と衣装を変え、緊張感のある空間で演奏するだけで子供達の真剣度が増します。

ゆるゆるといつもの自宅で弾くだけでは本番の適応力は育ちません。

ピアノという楽器にはそれぞれの個性があり、演奏者の最大の弱点は、マイピアノで弾けないということです。

繊細なテクニックが必要なピアノでありながら、いつもの感覚には頼れないということ。

それだけ様々なピアノに触れる経験を積んでおくことが大切です。

『はじめまして』のピアノを使って最高の演奏を求められるって本当に恐ろしい😂

最終的には自分の耳を頼るしか無いのです。

レッスンではそこを踏まえ、普段からひとりひとりに耳の力を育むレッスンをしていますが、本番の緊張に負けるのか?受け入れるか?で天と地に分かれる結果となるのです。

ホールで弾くチャンスを増やし、少しでも多くのピアノの違いを体感できることは、実力を付ける練習として頼もしい経験になると思っています。

みんな、素晴らしい演奏を聴かせてくれてありがとう💐

演奏よりも大切なこと

私が生徒さんに演奏よりも大切だとお伝えしているのは、【お辞儀】という演奏前後の挨拶です。

レッスンでも発表会に向けて数ヶ月前から練習しますし、初めての舞台の子は、選曲した時から練習することもあります。

この日は、緊張感からソワソワし、お辞儀が淡白だった子、照れが出てしまったかなという子もおりましたが、忘れる子もおらず立派に出来ていたと思います✨

そう、本番だって雰囲気は同じです。

どんな場所、どんな状況であっても、舞台に一人立った瞬間にスイッチを入れる練習です。

逃げも隠れも出来ない状況を目の当たりにした時、演奏者としての立ち居振る舞いができるかというとっても大切な機会であったと思います。

弾くことだけで一杯一杯にならぬよう、聴いていただく方への敬意と感謝の気持ちを表現した『お辞儀』は、私は演奏よりも大切な所作だと思っています。

観客と真正面で通じ合うコミュニケーションの瞬間だからです。

これから11月には発表会もあります。

生徒さんにはわかりやすく【3秒ルール】とお伝えしています☝️✨

みんな覚えているかな?🤭

ご自宅でも一発勝負の練習はしていただいていますが、引き続きお辞儀の大切さは伝え続けていきたいなと思っています。

ホールレッスンの魅力

弾き合い会が終わるや否や、タイムスケジュール通りに個人レッスンをスタート。

ホール予選or動画予選と種類は2パターンありますが、動画予選組もこの時間内に撮影を済ませました。

どんなに小さな生徒さんでも、ホールの残響から倍音の響きを体感し、目をキラキラさせるのです。

「こっちとこっち(の弾き方)どっちがきれい?」と倍音を鳴らすと、笑顔で「こっちがきれい!」と大概の生徒さんは即答します。

やはり、子供達の耳は8歳までが全盛期ですから、大人の私達より圧倒的に優秀なのです。

『こんな小さな子にまだ分かるわけがない』は大人のエゴ。

間違いなく私達より優等生ですから、ぜひこの大切な耳の発育期にこそ、本物をたくさん聴かせてあげたいものです。

そして重要なのは、その耳の音を再現できる手指のテクニックをつけてあげること。

物理的な角度や手首の向きで音の方向性は変わりますし、感覚的な事だけでは解決できないことがピアノテクニックには山ほどあります。

100通りの音が出せる楽器なのですから♡

独学では行き詰まる事が出てきますし、アドバイスひとつで前進するものなのです。

普段のレッスン内容と同じでも、ホールでは本人の心持ちが断然違う。

それだけで一瞬で響きが激変するのです💓

子供達ののびのびと豊かな音色の変化に、私のニヤニヤが止まりませんでした✨

やはり実際に豊かな倍音をホールで体感すると、喜びと感動が押し寄せます。

誰だってこんなに美しい音なら『また弾きたい♡』と思うはずです。

現代では電子ピアノが主流ですが、誰が弾いても同じ音色しか出ない電子音と、100通りに七変化するグランドピアノならば、確実にグランドピアノで弾きたいと思うでしょう。

やはり、日々触れる楽器の影響は大きいです。

ホールに響き渡る弦楽器で生音を体感できることは、価値のある、有意義な時間であったことと思います🌸

再現度を上げるには

ホール1回目を弾き終えた後、「ここはどんな場面だった?」「どんなきもち?」「この音はどこに向かっているの?」と、これまでレッスンでやってきたことを再確認してあげると、ようやく本調子に戻ってくる子が何人かおりました。

緊張感から体の筋肉が固まることと、ソワソワしていて聴く耳の力が半減しているからです。

私もそうだからとってもよくわかる。誰でもそうなのです。

けれど本番は言い訳も出来ない一発勝負。

弾いた後に、『あ、こう弾くんだった』と思い出しても、もう後の祭りです。

その後悔はしてほしくないから、本番までに、再現度を上げる練習を繰り返していきましょう。

私がおすすめするのは、次の3つです。

本番前にして欲しい3つのこと
  1. 椅子に座ってイメージトレーニングをしてから弾く
  2. お辞儀から演奏までの流れで1日1回一発勝負で弾く
  3. 演奏動画を撮って客観的に自分の姿を確認する

弾く前の呼吸とテンポ決めは必須。

椅子に座った途端焦って弾いてしまう子には、必ず一緒に弾く前のシミュレーションをしています。

弾く前の呼吸が大切。

冒頭を頭の中で歌ってから流れに乗せて弾き始めると上手くいきますよ。

1日1回の一発勝負は、自分の実力を知る手っ取り早い方法です。

ダラダラ弾いても進化しません。【緊張感を作り出す】ことに意味があります。

特に、自分の演奏を客観視することで、発見できることがたくさんあります。どんどん演奏動画を撮って、自分の姿や音に向き合うことをおすすめします。

そういう意味では、動画コンクールに挑戦すること自体が、その子の成長には大きな効果をもたらすことなのかもしれません🌷

真剣て美しい

目先の喜び、楽しさ。

これは手っ取り早く快楽を得られるもの。

けれど、本当の悦び、愉しさは【真剣】のその先にあると思っています。

もちろん何事も導入として『楽しい』というワクワク感は欠かせません。

段階があるのです。

楽しさにも深さがあります。

極めた分だけ沼る♡

そしてその人にだけ視えてくる世界があります。

本物=芸術に向き合える子がたくさん増えて欲しいなと願いながらこの仕事を愉しんでいます✨

本物こそ後から出合う(出逢う)もの。

どうやって辿り着くのか?

それはやはり、日々の継続力、向上心、意志を持ち、地に足をつけながらも目には見えない感性と非認知能力を高めること。

それがわかっていれば試練や苦難に見えることでも頑張る原動力になるし、どんな事が起こっても希望を見出せる生き方ができるのです。

コンクールは特に結果が全てではありませんが現在の基準を知る事で自分を知る事ができます。

自分を知る事は新たな目標が見つかるチャンス✨

私だってまだまだ未熟で発展途上です。

生徒さんや保護者の皆様と共に歩む中で、指導者としても人としても育てていただいてることに感謝しかありません🙏✨

そんな総合能力を高められるピアノという習い事ってAIの世界が発展しても尊いもの。

完璧な演奏はAIにお任せ。

不完全な演奏こそ人間にしか生み出せません。

その経験を真剣に愉しんで♪

これだからピアノはやめられないのだ💗

ホール&動画予選の生徒さん達、底力を信じています💪✨

より高みを目指して

後日…別日に違う場所で、それぞれの事情で再チャレンジしてくれた生徒さん達。

お忙しい中、わざわざ駆けつけてくださり感謝申し上げます。

二人とも精一杯向き合い、本当に立派でした。

これまで尽くした時間も、経験も決して無駄ではありません。

確実に一歩一歩前進している子供達の姿に希望の光を感じます✨

皆様にとりまして、良い結果となりますよう祈っております。

「先生にお伝えしなくちゃと思って✨」と、朝に見た虹の写真を送ってくださったお母様。

嬉しい〜💓応援されている気持ちになりますね☺️

縁起ごとは大切にメッセージとして受け取るタイプの私。

お母様のように感性の豊かな方、だいすきです🫶

一緒に「いいことありますね〜きっと♥️」と盛り上がりました。

そう。これまで地道にやってきた陰の努力は、必ず見てくれている存在がいます。

みんな決してひとりで戦っているわけではないのだから。

どのような結果をいただけたとしても、有り難く受け止めましょう。

チャレンジしようと頑張る生徒さん達を誇りに思います🌱

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